基幹業務システムとは、主要業務処理用のシステムで、経理部門の勘定系システムや、生産管理システム、販売・在庫管理システムなどがありますが、単独で存在する、会計処理ソフト等の部分的で個別になっているシステムとは異なり、全社規模で連動している運用システムになります。
従来は、この基幹業務システムを、PCのメインフレームに組み込んだり、もともと専用に組まれたオフィスコンピュータを用いていましたが、最近ではハードウェアにUNIXやWindowsのサーバーを利用したりする、方法が主流となっていて、個人的にシステムを組むという方も増えて来ています。
私は医療関係に従事していますが、私の勤務する病院では、電子カルテが導入されていて、院内のひとつのサーバーから、それぞれの診療科とつながり、それが連動しています。
まず、来院された患者さんは、受付で初診時に渡された診察カードを受付リーダーに通して、診察科目やその他症状にあわせて、希望するところを選択します。
この情報がサーバーに保管されている、個人カルテにつながり、それが受け付け順に診察室の受付に表示され、また各担当ドクターへもわたります。
そして、診察後にこのカルテの内容が、薬局や会計課にもつながるので、迅速な対応が可能となっていますし、他の診察が必要なときは、そのドクターの指令で、別の診察室へつながり、そこでの診療も容易になります。
カルテを持参して移動したり、付き添う看護士が不要となる分、効率も良くなります。
でも、表向きは便利ではありますが、新たな設置や追加機能、そのサポートに対するコストの問題も山積していて、医療機関でのシステム運用に関しても今後の課題となっていますし、なにより、システム開発者が必ずしも医療現場を熟知していないと言うことが、大きな障害になっています。
表面の問題を整えるのは出来ても、その内容や実態が把握されず、聞きかじりの情報での組み立てにはやはり限界があり、そこに従事するものが、その開発に携わり、進めて行くことが大切です。
その為には、医師や看護士、そして事務職などの医療関係者が、システムに精通し協力する必要がありますよね。